2013年5月31日金曜日

スマート農業戦略:No.93

新緑7



ホームページ作成に使える画像をお届けしています。
ロケ地:京都



スマート農業戦略

まず、スマート農業戦略を支えるもう一つの要素が、無人・自動運転のトラクターで超省力化だ。
IoT技術を使った無人・自動運転の農機で、センサーとGPS(全地球測位システム)で位置をリアルタイムに制御し、決められた範囲の農場を一定の順序で走行。昼夜を問わず、正確に耕したり収穫したりできるようにする。

さらには、農家が収穫結果や作業記録を管理する支援システムと、インターネット経由で集めた農機の稼働状況を管理する機械サービスシステムから構成される。コンバインにセンサーを取り付け、刈り取った稲もみの成分や水分量を即座に分析し、収穫直後に、その田んぼの状況が分かる。収量はもちろん、田んぼの「性格」をデータで把握することで、肥料の配合や量を計画し、土壌をどのように改善すべきかを計画できるというもの。また集めたデータはクラウドで管理し、田んぼを耕す時期に同データをトラクターに配信することで、およそ誰でもうまく収穫ができる。

2013年5月30日木曜日

バリューチェーンの拡大と再構築:No.92

新緑6



ホームページ作成に使える画像をお届けしています。
ロケ地:京都

バリューチェーンの拡大と再構築

2015年からはIoTやビッグデータなどが社会を変えるテクノロジーとなった。その流れの中で、製造業が消費者ニーズを読み取るこれまでのプロダクトアウト的手法が通用しなくなってきており、より細分化したマーケットの分析や、単なる物販ではなくサービスを組み合わせて消費者の満足度向上を図ることが必要になっている。こうしたテクノロジーの転換点でおいて、ビジネスモデルの変換を図る取り組みが先端のビジネスシーンで活性化している。これは、2015年以前には見られなかったこと。先進的な製造業が「モノからサービスへ」とビジネスを変革しているのは、その典型だ。IoT活用によるものづくりのサービス化の流れの一つに、大量生産による「見込み生産」から「個別受注生産」へのシフトがあり、中でも個別受注生産を大量生産品と変わらないコストで実現する「マスカスタマイゼーション」は大きな可能性を秘めていり。


2013年5月29日水曜日

サーバーレスアーキテクチャー:No.91

新緑5



ホームページ作成に使える画像をお届けしています。
ロケ地:京都


サーバーレスアーキテクチャー

クラウドから、いよいよサーバーレス、技術の進化は超速だ。どういうものかというと、常時稼働のサーバーを持たずにシステム基盤を構築する「サーバーレスアーキテクチャー」の採用が、ユーザー企業の間で広がりつつある。特にIoT(Internet of Things)やモバイルのシステムで採用されるようだ。
 サーバーレスアーキテクチャーは、常時稼働のサーバー(仮想マシン)無しでシステムを構築する設計手法のこと。サーバーの処理が必要な何らかの「イベント」が発生すると、その都度サーバーを生成して対応する仕組みである。軽量のサーバー生成技術であるコンテナー型仮想化で実現する。